(少なくとも大宮的に特別な状況下の)ダービーの勝利や、熊谷での連勝で都合良く撤回するつもりは無い。
それでもあんなに気持ちのこもったプレイ、現実的な試合運びのダービー。立て直し切れてない相手とは言え、丁寧に出来る範囲で圧倒した湘南戦。間違いなく自分達で目の前の道は開いたと思う。ここからは何度も苦汁を舐めさせられ続けた夏の折り返し。ホントの闘いはここからだ。
シーズン途中での大きな方向転換に、ビビり中のビビりのオレは少なからず危機感を抱いていた。
戻れる原点があり、選手の入れ替わりの少なかった07年とは違う。違わないことは、そこにオレらがいることだけだ。
深い海で溺れたとき、どちらが上だかわからなくなる。そんな何も見えないなかでの模索。
選手に前を向かせると言いながらも、自分が前を向けてるのかすらわからない中での声に意味を持たせるのは難しい。
この二試合。まだ溺れている状況には間違いないが、遠くにキラリと水面の光が見えた。気がした。
自分がどうひっくり返ってもゼロから何かを作れる天才ではない。ただ、目標さえ見えたら、かじりついてでも捉えてみせる。大宮の諦めの悪さは、オレにもスッカリ染み着いているみたいだ。さぁ、後半戦。大逆襲の始まり。
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